突然だが、保護猫について書いておきたい。街で野良猫を見たからというのが理由としてある。
捨てられていた猫を家族にした日
うちで飼っているタマは、妻が保護した猫だ。たまたま捨てられているところに通りがかり、うちがペット飼育可能な環境だったので、それ以来家族としている。
最初のころは生きるか死ぬかというほどに衰弱していて、本当に大変だったが、今ではすっかり元気で家を明るくしてくれる役割を果たしてくれている子だ。妻の献身があってこそで、本当に感謝をしたい。
ダニにかまれ、目も開かない子猫を病院に連れていき、どうにかこうにかミルクをやっていった結果、今では自分で食事もとれるし、私とじゃれつこうと構いに来る元気さもある。
子どもがいない私たちにとっては、本当にかけがえのないもので、きちんと最後まで面倒を見てやりたいという気持ちが募るばかりだ。
もしかすると人間は勝手かもしれない。そもそも自然に生まれた命であれば、無理して保護をする必要はないかもしれない。それでも目の前で見てしまったら、救いたくなるのが人情なのだ。
全ての保護猫を救おうというのは現実的に難しいと思ってはいるが、もし少しでも興味が持てたら、まずは一度保護猫の活動を見てほしい。一生懸命生きている命と、それを救いたい人達の活動だ。
何が良い悪いとは言い切れないと重々承知しているが、一度行ってみて、何かを感じ取ってほしい。茅ヶ崎にも、この地域限定で活動している団体がある。
行ってみて、自分ならできると思う人が少しでもいればいい。私は、絶対必ず、救うと思うべきとは考えていない。人には人の事情がある。それでも、手元で猫の温かさを感じると、このぬくもりを大事にしてあげたくなるのだ。
できることはやりたいと思う
柄にもないことを書いてしまっているなと思うのだが、街で野良猫を見たり、あるいは保護猫の活動を見たりしていると、何かしら少しでも手伝えることはないかと考えてしまう。
すっかりと猫好きになってしまったが、本当にこの生活は悪くないので、できる方はぜひ試してみてほしい。命と向き合うのだから気楽にとは言えないが、それでも可能性を探してみてほしいのだ。
無尽蔵に救える訳ではないが、私の書いているこの文章で、少しでも助けになれたら良いなと思う。保護猫ばかり書いていたが、もちろん保護犬もそれ以外も、何かしら救えるものは救いたいのである。
まとまりのない散文だが、あとで読み返しながら、整理できるようにこれで文章を閉じておこう。