バイクに乗っている人を見かけると、つい昔を思い出して乗りたくなるときがある。私も昔は乗り回しており、あちらこちらに出かけるときは重宝したものだ。
結婚してからは、さすがに危ないかもなと乗らずになっていたが、今となっては独身の身、乗ることもやぶさかではない。
ただ、もし事故ってしまうとかなり生活が苦しくなるので「じゃあ今すぐに乗ろう」とは割り切れないところ。ある意味で、自分も大人になってしまったなと思うばかりだ。
クロスカブの110ccが気になっている
だからこれはあくまで空想で、すぐに買うという訳ではないけど、もし買うならなんにするかというメモだ。だけど、書いたらいつかは買う……かもしれない。
私はそこまでパワーや速さに憧れはなく、風を切る心地よさと乗り回しの良さがあれば、個人的にはバイクに求めるものは全て満たされると考えている。
もし今買うとすれば、クロスカブの110ccとかが良さそうに見える。見栄えはカッコいいし、キャンプに行くのにも良さそうだ。ダラダラと湘南の海沿いを走らせるのを考えると、それだけで気分が上がっていく。
ちょっとYouTubeでも見てみるかと見るとやっぱり良さそうで、これを書きながら、ちょっと迷ってしまう。少しずつ貯金を始めていき、リターンライダーになってみるか……?という気持ちが強くなってしまった。
もちろんメリットやデメリットもあるが、燃費はカブなので良いし、見た目もオシャレでカッコいい。ただちょっと値段が高いか。さすがに30万を超えると、気楽に買ってしまおうという気持ちにはなりづらい。
色々な法規制や素材の値段も上がっているせいか、バイクは昔に比べてどんどん高くなっていく。必ずしも新車乗り出しでなくても良いし、中古を探していくというのも良いかもしれない。そのためには、ある程度信頼がおけるお店から買いたいものだ。
いつかはリターンライダーに
中古のバイクを買うならきちんとメンテナンスされているものが欲しい。今すぐではないが、おいおい調べて、いつかは買えると良いのだが。
まだ普段の運転に問題がない年齢だから、安全なうちにあの風切る感覚を再び味わいたいものである。
朝の日が昇り始めに、白い息を吐きながらエンジンをかける。どこへ行こうかと考えながら、気の向くままに走り、寒くなった体をコンビニのホットコーヒーで暖める。
やがて日が昇って、明るく照らされた道と太陽の暖かさを感じながら、肌の上を風が通り抜けていく。ああ、バイクに乗りたいものだ。